プロが教えるたるみ毛穴対策&たるみ毛穴美容液の正しい選び方!

 

30代・40代の女性のお肌のお悩みはと伺うと、たるみ&毛穴という回答が多くもどってきます。
より若い思春期から20代の皆さんの毛穴のお悩みというのは、小鼻やTゾーンなど皮脂分泌が活発な部分の毛穴の黒ずみが特に気になるというものなのですが、30代・40代の場合は、頬やおでこ、顎の周りなどにも広がったたるみ毛穴を何とか引き締めたいというお悩みで、同じ毛穴といっても種類やケアの仕方が違ってきます。

 

たるみ毛穴とは、長年正しい基礎スキンケア(特に保湿ケア)がしっかりとできていなかったために、年齢とともに肌の真皮層が衰えはじめて肌表面のハリや弾力が失われ始めてくる頃に、急に目立ち始めるいびつな形の毛穴のことです。

 

ブツブツとたるんだ皮膚に開いた毛穴が埋もれているような状態で、肌の柔らかさやなめらかさが失われ、くすんで疲れた怠い印象になってしまいます。

 

 

たるみ毛穴美容液の正しい選び方!

 

たるみ毛穴をケアするには、若い世代の人が使っている毛穴ケア商品では逆効果になってしまいます。
たるみ毛穴に効果的な美容液を選び、たるみ毛穴の原因をきちんと理解したうえで、集中的なケアをしていきたいものです。
ではどのような美容液を選べばよいのでしょうか?

 

保湿効果が高い美容液

 

まず、基本に戻って、最も大事な保湿がこれまでしっかりできてきていたかを確かめましょう。
化粧水とさっぱりした乳液しか使ってこなかった人は、保湿していたつもりでも足りていなかったかもしれません。

 

保湿とは水分だけではなく適度な油分も必要です。
たるみ毛穴が目立つお肌は、たいてい乾燥気味で固いお肌になっています。
まずはお肌を柔らかくふっくらさせながら血行を良くしてあげることが必要です。

 

そのためには、アルコール成分の多い収れん化粧水よりもむしろ、お肌がしっとりモチモチと潤うほどの、保湿力のある美容液がお勧めです。

 

エイジングケア成分が配合された美容液

 

さらに、たるみ毛穴を目立たなくするには、お肌のたるみそのものをケアする成分、つまりアンチエイジング成分が多く配合されている美容液が効果的です。

 

コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸・ビタミンC・EGF・幹細胞エキスなどハリや弾力を与えながらたるみ毛穴を引き締めてくれる成分に注目して、美容液を選ぶと良いでしょう。

 

余分な添加物を含まない低刺激性の美容液

 

有効成分が多く含まれている美容液は、やはり効果が高いのですが、その分敏感肌の方には刺激が強い場合もあります。
また、有効成分以外の不要な化学添加物が含まれているものもあります。
特にオイリードライを含む乾燥肌や敏感肌の方は、必要以上の刺激を肌に与えないように、余分な添加物を含まない高品質で肌に優しい美容液を選んでください。

 

 

市販のたるみ毛穴美容液は危険?購入する際の注意点

 

たるみ毛穴美容液とインターネットで検索すると、たくさんの種類の美容液がありすぎて、正直どれが良いのかよくわかりません。
中にはあまり効果が期待できないたるみ毛穴美容液もありますので、以下のポイントに注意してください。

 

極端に値段が安い商品

 

美容液といえば化粧水や乳液よりも、かなり高価なイメージを持たれている方も多いと思います。
そんな中で、比較的お手頃な値段のたるみ毛穴美容液は嬉しいですよね。

 

そもそも、保湿化粧品の化粧水・乳液・美容液って何が違うのでしょうか?
化粧水は整肌やふき取り、PH調整がメインの用途で、収れんの目的でも洗顔後すぐに使うローションです。

 

乳液はオイリー肌からコンビネーション肌にちょうど良い油分を含んだミルクタイプの保湿液です。
肌の乾燥度合や用途によっては乳液よりもクリームを使った方が良い場合もあります。
そして美容液は、通常は化粧水と乳液の間に使う集中トリートメント成分を含んだ保湿液です。

 

ですから、極端に安いものには、有効成分がほんの少ししか配合されていない可能性があり、正直効果が期待できない場合があるので注意が必要です。

 

韓国等海外製の商品

 

韓国コスメをはじめとする外国製品の化粧品は、日本でもとても人気が高いですよね。
有名なタレントさんや美容家の方々が絶賛する商品も数多くあります。

 

ですが、香りや化学合成添加物が多く配合されていて刺激の強いものも意外と多く存在しています。
海外製のたるみ毛穴美容液を使ってみる場合には、成分表示や使用説明を十分に理解して、できれば事前にパッチテストをしてから使われることをお勧めします。

 

信頼度の高い会社であるかどうか

 

日本製、海外製を問わず、信頼度の高い化粧品会社の製品であるかは、たるみ毛穴美容液選びでも重要なポイントになります。

 

多くの方が愛用して納得できる良い口コミがついている商品は特に安心して使うことができますよね。
また、信頼できる製造元の商品はアフターフォローもしっかりしていて、万一お肌に合わなかったり効果が感じられなかったりした場合にも、適切な相談窓口や対応が期待できます。

 

 

【たるみ毛穴美容液】おすすめの配合成分について★

 

たるみ毛穴の原因は大きく分けると3つあります。

  • 保水力の低下(乾燥肌)
  • 真皮層の衰え(肌のハリがなくなる)
  • 肌そのもののたるみ(支える筋肉の衰え)

 

これらの原因の内どれが自分の肌に現れているかによって、必要な成分というのも異なってきます。
ここではあなたの肌が必要とする、取り入れるべき成分が何なのかをチェックしてみましょう。

 

【エイジングケア成分】コラーゲン・エラスチン

☆ハリを保って毛穴の成長を抑える☆

 

たるみ毛穴を予防するには、まず何を置いても気にしなければならないのが肌の保水力です。
皮膚が乾燥すると表面の角質層がはがれやすくなり、同時に毛穴がどんどん開いてクレーターのようにボコボコした皮膚になります。

 

これを止めるには、保水力が高くて可能な限り肌の成分と同じ物質を使って、肌の乾燥を防ぐしかありません。

 

 

皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの層から成り立っています。
表皮は一番外側で外部刺激を防ぎ、真皮はその内側で水分を保持して肌のハリを保つ役割を担っています。

 

コラーゲン

その真皮層に最も多く含まれるのが、網目状になったたんぱく質の一種、コラーゲンです。
3本のたんぱく質の鎖がより合わさったような形をしたコラーゲンは、
美容液などで外から補うことによって細かいネットのように肌の表面をぴったりと覆い、
毛穴が開いてしまうのを防ぎつつ水分を保持します。

 

エラスチン

エラスチンはコラーゲンの結び目に絡みつき、コラーゲンの作るネットの弾力性を高める役割を担う物質。
コラーゲンが分解してしまうのを防いで、やはり肌のハリを支えるのに重要な役割を果たします。
今現在毛穴に悩んでいるなら、真っ先に取り入れるべき成分の一つは
間違いなくコラーゲンとエラスチンのコンビだと言えますね。

 

本来は真皮層を構成する物質なので肌の奥まで浸透してくれるのが望ましいのですが、
残念ながら分子が大きいコラーゲンはそれほど浸透率が高くありません。

 

最近盛んに開発が進んでいる「低分子コラーゲン」は、皮膚からの浸透力を高めて真皮層まで届くことを目的として、分子量500~1000ダルトン(分子の質量を示す単位)を目指しています。
研究が進み、多くのコラーゲンが真皮層まで到達できるようになれば、コラーゲン・エラスチン美容液の持つ意味合いは更に大きなものになっていくでしょう。

 

【保湿成分】ヒアルロン酸・セラミド

☆驚きの保水量を実現する潤いコンビ☆

 

コラーゲンやエラスチンが肌を覆うネットの役割を果たすとすれば、
その網目を埋めて実際に水分を保持する役割を担うのがヒアルロン酸です。

 

ヒアルロン酸

 

ヒアルロン酸は、元々皮膚の内側、真皮層に存在する多糖類の一種。
ゼリー状をしており、1g当たりなんと6Lという大量の水分を保持することが出来ます。

 

コラーゲンと同様に分子が大きいため、美容液で補うのは難しいのですが、
表皮に付けるだけでも角質層の隙間を埋めて潤いを保ってくれるので、
出来ればコラーゲンなどと一緒に使いたい美容液成分です。

 

ヒアルロン酸は水分保持には高い効果を持ちますが、
自ら水分を吸収してくれるわけではありません。
乾燥によって徐々に水分を放出してしまう物質でもあります。
そこでより肌の保水力を高めるために必要になるのが、セラミドです。

 

セラミド

 

セラミドは表皮の角質層に存在し、細胞の隙間を埋める細胞間脂質の一つです。
元から角質層にある物質なので、美容液で補いやすいという特徴を持っています。

 

ヒアルロン酸と同様に水分保持にも優れた効果を発揮しますが、
更に重要なのは細胞の隙間をふさぐ役割を果たしているという点。

 

すなわち、伸びたるんで開こうとする毛穴をシッカリと抑え込んで、
皮膚のキメを美しく整えるために欠かすことのできない成分なのです。

 

ここまでご紹介した4つの成分、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸・セラミド。
いずれも元々肌に存在しながらも、20代をピークにどんどん量を減らし、40代に差し掛かるころにはピーク時の50%くらいまで減少してしまいます。

 

肌の乾燥やたるみが気になるようになったら一刻も早くこれらを取り入れることが、たるみ毛穴を予防するための第一歩と言えるでしょう。

 

コラーゲン生成を促すビタミンC誘導体

 

☆真皮層でのコラーゲン生成を促し、美白や抗酸化にも効果的☆

 

たるみ毛穴は皮膚の表面、表皮層に現れる現象です。
ですから肌の保水力や弾力を保つことはとても大切。
とは言え、それだけで肌がたるんで毛穴が開いてしまうのを止めることはできません。

 

本来の肌が持っている弾力、いわゆるハリを保つためには、
表皮層の内側を厚く支えている真皮層のケアが大きな意味を持ってきます。

 

真皮層を構成するのは主に、上にも出てきた「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」の3つの物質です。
たっぷりの水を含んだヒアルロン酸を、コラーゲンやエラスチンがしっかりとつなぎとめて、
分厚いマットのようになっているのが健康な真皮層の状態なのです。

 

ただ、特にコラーゲンやヒアルロン酸は分子の大きさの問題から、
たるみ毛穴美容液をそのまま真皮層まで浸透させるのは難しいとされています。

 

そこで必要となるのが、元々私たちが持っている線維芽細胞を活性化させて、
コラーゲンなどが生成されるのを助ける成分です。

 

真皮層でコラーゲンを生成するのに必要な物質の代表格がビタミンC。
でもビタミンCは水溶性で非常にもろく壊れやすいため、そのまま塗っても真皮層まで浸透してはくれません。

 

皮膚内に侵入してからビタミンCに変化する、「ビタミンC誘導体」の出番です。
ビタミンC誘導体はビタミンCを他の物質と化合させることで安定化を図り、
さらに水をはじいてしまう皮膚の奥まで浸透するように作られています。

 

真皮層に到達すると再びビタミンCに変化し、さまざまな良い作用をもたらしてくれるのです。

 

ビタミンCが肌に与える効果はたくさんあります。

  • コラーゲンの生成を促進する作用
  • 抗酸化作用
  • メラニンを還元し色素の沈着を防ぐ美白作用
  • 皮脂の分泌をコントロールする作用
  • 肌のきめを整えて滑らかにする作用

 

一言で「ビタミンC誘導体」と言ってもいくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。
たるみ毛穴美容液を選ぶ際には単にビタミンC誘導体が入っているからではなく、どのビタミンC誘導体が入っているかに注目する必要があります。

 

その見分け方(商品表示名)と特徴はこのようになっています。

 

水溶性

リン酸アスコルビルMg / リン酸アスコルビルNa / テトラヘキシルデカン酸アスコルビル

 

即効力が高く、リン酸アスコルビルは真皮層への浸透力も優れています。
サラサラしているので、美容液にはこのタイプが多く使われています。

脂溶性

パルミチン酸アスコルビル / テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VC-IP)

 

脂質に溶け込みやすく、保湿力に優れたビタミンC誘導体です。
外皮層のメラニンを抑えてキメを整えるためのクリームや乳液に多く含まれています。

その他

アスコルビン酸-2リン酸-6パルミチン酸(APPS)

 

水溶性と脂溶性の特徴を併せ持ち、高級な美容液に含まれるビタミンC誘導体です。
エイジング、特にたるみ毛穴に対して使用するなら絶対のオススメがこちら。

 

ビタミンC誘導体の100倍の浸透力!APPS(アプレシエ)

 

☆大注目のシワ・たるみ防止成分☆

 

種類の多いビタミンC誘導体の中でも一番高い機能を持っているのが、昭和電工が開発した進化型ビタミンC誘導体 「APPS(商品名:アプレシエ )」です。

 

従来のビタミンC誘導体の100倍の浸透力があり、肌に対する刺激や負担が低いという非常に優れた特性を持っています。

 

上で紹介したビタミンCの効果一つ一つを比較しても、APPSの機能が突出して高いことが解る研究結果があります。
以下の数値は、いずれもシミ治療に使われる一般的な水溶性ビタミンC誘導体「アスコルビン酸-2グルコシド(AG)」との比較です。

 

浸透力

APPSは、AGに比べると細胞への浸透力が非常に優れています。
一般的なビタミンC誘導体が浸透に十数時間かかるのに対し、APPSの場合は肌に塗った直後から浸透が始まり、3時間後で約25倍、6時間後にはなんと約40倍近い浸透性が確認されました。
また時間がたっても細胞内に留まる濃度が高く、AGの濃度が高くなる18時間後で比較しても約6倍の濃度を保つことが解っています。

 

コラーゲン生成力

人の真皮層でコラーゲンを作り出すのが繊維芽細胞です。
APPSはこの繊維芽細胞に働きかけ、コラーゲンの生成を活発にする働きを持っています。

 

一般的なビタミンC誘導体の場合、真皮層に浸透して繊維芽細胞に働きかけるにはある程度の濃度が必要になりますが、APPSの場合は非常に低い濃度(1μM )であっても、コラーゲンが充分に生成されることが確認されています。

 

これはAGを10μMを使用した時のおよそ2倍。
つまりAPPSはAGの1/10の使用量で倍の効果を生み出すと言い換えることができます。

 

まだ新しく高価なAPPSですが、使用量を比較すれば一般的なビタミンC誘導体よりもかなり少なく済み、コストパフォーマンスは非常に良いと考えることができますね。

 

このほかにも昭和電工では実際に女性被験者によるヒト実験を行い、目じりのシワがAPPSの使用によって明らかに減ったという結果も公開されています。

 

残念ながら、APPSを含んだ美容液はまだドラッグストアなどではほとんど入手できません。

 

が、通販で入手できる高級美容液やパウダー状の原材料を使う化粧水の手作りキットなど、興味深い商品がいくつか販売されています。
本気でたるみ毛穴のケアを考えているなら、同じビタミンC誘導体でもより効果のあるもの、APPSを採りいれることを検討すべきではないでしょうか。

ターンオーバーの乱れを整えるレチノール

 

☆角質層を押し上げて肌の生まれ変わりを促進する予防美容☆

 

エイジングに興味がある方なら誰しも、レチノールという名前を目にしたことがあるはず。
レチノールは肌そのものの生まれ変わりを促進し、シミやくすみを目立たなくなる効果が有名です。
たるみ毛穴に対するレチノールの効果は、主に予防段階で威力を発揮します。
その仕組みを知っておきましょう。

 

お肌のターンオーバーは、年齢とともにどんどん低下していきます。
20代なら平均28日ですが、30代では40日、40代で55日、50代になるとなんと75日と、20代と比べるとおよそ3倍の時間をかけないと肌が再生しないことになります。

 

ストレスや紫外線の影響が加わればさらにターンオーバーが乱れるのはご存知の通り。
ターンオーバーに時間がかかるということは、すでにできてしまったシミやシワ、たるみ毛穴が修復されるのにそれだけ時間がかかるということです。
手遅れになる前にたるみ毛穴のケアに着目できたなら、それを防ぐための成分を採りいれましょう。

 

レチノールはビタミンAの一つ。
ビタミンAは主に体内の粘膜や柔らかい組織を保つために重要な成分で、食べ物で言うとβカロテンでおなじみの緑黄色野菜などに多く含まれています。
レチノールはビタミンAの中でも特に皮膚の角質層に対する働きかけが顕著で、体内でレチノイン酸に変化することで効果を発揮します。

 

レチノイン酸は医薬品に使われる成分で、皮膚科や美容クリニックでの美白や小皺取り、日焼け跡や怪我などの色素沈着を改善するために処方されます。

 

非常に強力な反面、副作用も多く、医師の処方がなければ使うことが出来ません。

 

レチノイン酸に変化する前のレチノールは、効果は緩やかなものの副作用も少ないため美容液やクリームによく含まれている成分です。
他の物質と化合することで安定性を持たせた「誘導体」として配合されています。
レチノール配合の美容液の効果は以下のようになります。

 

  • 角質細胞を押し上げてターンオーバーを促進する
  • 線維芽細胞を活性化してコラーゲンやエラスチンの生産を促す
  • 紫外線を吸収してダメージを軽減する
  • 皮脂の分泌を抑制する

 

特に大きいのが、角質層の生まれ変わりを促進してターンオーバーを早める作用で、美白や肌理を整えるのに効果を発揮します。
ただし医薬品のレチノイン酸ほどの強さはないので、くっきりできてしまったシワやデコボコするほど開いてしまった毛穴を修復することはできません。
エイジングのサインが現れたら、早めに使うことで高い予防効果を発揮してくれる成分なのです。

 

レチノールは角質層に影響が大きいため、敏感肌や元々ターンオーバーが活発な人には向きません。
実際にレチノール配合の美容液を使って肌がカサついて剥けてしまったり、赤身やかゆみなどの肌トラブルが起きてしまったという話もよく聞きます。
レチノールを使用する時には必ず腕などでパッチテストをしてみて、自分の肌質に向いているかどうかをチェックすることをお勧めします。

 

また紫外線を吸収しやすい一面があるため、日差しの強い日中は使わない、使う時は日焼け止めを併用するなどの注意が必要です。
たるみ毛穴美容液ならセラミドなどの保湿成分が一緒に配合されているなど、肌に優しい物を選ぶのもポイントですね。

 

あなたに足りない成分がわかりましたか?

たるみ毛穴のケアに必要な美容成分をいくつか紹介してきました。
いずれもよく目にするものばかりですが、その成分の働きや弱点を理解していないと高価な化粧品を使っても実はあまり意味がなかった、ということになりかねません。

 

たるみ毛穴は加齢による皮膚の衰えが最も顕著に出る肌トラブルの一つ。
あなたの若いころからの肌の悩みがそのまま拡大した、その先にあるのです。
あなたに足りない成分はどれでしょうか?
まずはそこからきちんと向き合っていきましょう。

 

 

なぜたるみ毛穴に美容液が効果的なの?

 

 

アンチエイジングを謳う基礎化粧品は非常にたくさんあります。
成分だけでなく、使うタイミングや使い方によって効果の出方が違ってきてしまいます。
たるみ毛穴にスポットを当て、どんな化粧品が効果的なのか、その理由を探ってみましょう。

 

基礎化粧品の種類をおさらいしてみよう

基礎化粧品と一言で言ってもいろいろな種類があるのはご存知の通りです。
その役割と特徴を、ざっとおさらいしてみましょう。

 

化粧水(ローション)☆何はなくともとにかく保水!

洗顔をしたばかりの肌は、汚れと共に皮脂も取れてしまった非常に不安定な状態です。
そのままだと水分がどんどん蒸発し、角質層は乾燥してめくれあがり、引っ張られるようにして毛穴が開いてしまいます。
それを防ぐためには、洗顔後にすかさず肌に水分を補う必要があります。
間髪を入れず、一瞬一秒を惜しんで肌に水を与えるのが化粧水の役割です。

 

化粧水は、70〜80%の水(精製水)と保湿成分でできています。
落ちてしまった水分を補充すると同時に肌を柔らかくし、その後のケアの下準備をします。
ただし、ほぼ水だけの薄い皮膜では肌の水分を保って毛穴が開くのをとどめることまではできません。

 

あくまでも、乾燥する時間を極力短くして皮膚がバリアーを失った状態を作らないこと。
それが化粧水の目的であると心得ましょう。
そのためには、洗顔をした後すぐに手に取れる場所に化粧水を置いておくのが、一番大切なポイントです。

 

【乳液・保湿クリーム】☆肌に油分のバリアーを張る

化粧水でひとまず肌の乾燥は防げたとしても、それは単に水気を与える効果しかありません。
しかも8割が水の化粧水が作るバリアは薄く、それだけで肌を守れるものではありません。
そこで蒸発してしまう水分を肌にとどめるために油分で幕を張るのが、乳液や保湿クリームです。

 

あれ?でも乳液とクリームは違う物ではないの?と思われますよね。
実はこの二つ、見た目はかなり違いますが目的はほとんど同じと言ったら驚きますか?

 

乳液と保湿クリームの違いは、「油脂(油溶性成分)」と「水分(水溶性成分)」のバランスの差です。
油分が15〜20%ほどしか含まれず水分が多いとろりとしたテクスチャーの物が乳液、油分が25〜50%と多く、こってりと重いテクスチャーの物がクリーム。
実はそれ以外の違いはほとんどありません。
ではなぜ別の物として売られているのかと言えば、それぞれに使用目的があるからです。

 

ファンデーションを塗る日中に固いクリームを使うと、お化粧がよれてしまう原因になりますよね。
逆に上から何も重ねない夜間に乳液だけでは、長時間の保湿には物足りなさが残ります。

 

水分と保湿成分を持つ化粧水や、特別な美容成分を持つ美容液をしっかりとカバーして守るために肌にフタをするのが、乳液や保湿クリームの役割です。
ですから基本的には両方を同時に使う必要はありません。
お好みや用途に合わせ、どちらか一方だけを使えば充分とも言えるでしょう。

 

【美容液】☆たるみ毛穴対策には絶対に必要!スペシャルケアのカナメ

化粧水と乳液やクリーム、それぞれの役割はまず第一に保湿。
化粧水で水分を補いつつ肌を柔らかくして美容成分の浸透を助け、乳液やクリームで油分を角質層にいきわたらせて水分の発散を防ぐという役割はお分かりいただけたでしょうか。

 

でも、それだけでは年齢とともに失われる肌のハリやツヤまで補うことは不可能です。
そこである程度の年齢に達したら必ず必要になるもの、それがスペシャルケアとしての美容液です。

 

美容液は、その成分によって非常に幅が広い基礎化粧品です。
毛穴、美白、小じわ対策など、それぞれの目的によって求められるものが変わってきます。

 

化粧水やクリームは役割がはっきりしているため、どの製品を選んでも一定の効果は得られますが、美容液はそうではありません。
年齢や肌の状態に合わせて成分を選ぶことが求められることになります。
スペシャルケアである以上、「どれでもいい」は通用しないのです。

 

たるみ毛穴に必要な配合成分は上でご紹介した通りですが、人それぞれの肌質や毛穴の進行状況によって選ぶべき美容液は違ってきます。

 

乾燥肌(インナードライ)、敏感肌の人は何を置いても浸透性に優れた高保湿成分をたっぷり使い、まず肌の状態を整えるところから始めます。
すでにコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチン配合の美容液を使用しているのに状態が改善しない、という場合は、さらに保湿力を強化した成分である「ヒト型セラミド(バイオセラミド)」 や「水素添加大豆レシチン 」などに変えてみるのも一つの方法です。

 

ほうれい線が目立つたるみ肌なら、真皮層のコラーゲン精製を助けるAPPSなどの高品質ビタミンC誘導体の検討も必要です。

 

美容液は、基本的には1つから2つの効果に特化して集中的にアプローチするように作られています。だからと言って同時期にいろいろな美容液をあれもこれもと使うのはNG。
まず何から改善すべきなのかをきちんと考えたうえで、一つ一つじっくりと使うのが効果を出す早道です。

 

美容液は医薬品ではありません。
使ってすぐにたるみ毛穴が消えたり、ほうれい線が薄くなったりするわけではありません。
肌質を変え、若いころの健全な状態に戻すにはそれなりの時間がかかります。

 

でも、美容液に含まれる特別な成分は確実にあなたの肌を変えて、たるみ毛穴を改善するために必須であることを理解してください。

 

 

【たるみ毛穴美容液】正しい使い方について

スペシャルケアとしてのたるみ毛穴美容液も、使い方を誤るとせっかくの効果が出にくくなってしまいます。
たるみ毛穴美容液の特性と正しい使い方を理解しましょう。

 

たるみ毛穴美容液ってどの順番で使うの?

 

贅沢な成分を使い、トラブルに直接アプローチするために使うたるみ毛穴美容液。
せっかく高価なものを使うなら、より効果的に取り入れたいものですよね。
まずはどのタイミングで使うべきなのかを覚えましょう。

 

基礎化粧品を使う順番は基本的には以下のようになります。

 

洗顔⇒化粧水⇒美容液⇒乳液(保湿クリーム)
これは成分をお肌に浸透しやすくするためのベストの順番。

 

皮膚の表面は皮脂と呼ばれる油分でおおわれており、そのままでは水分は浸透できません。
そこで、最初に成分が浸透しやすい状態を作ることから始めます。

 

洗顔によっていったん皮膚の油分をリセットし、化粧水で水分を補いつつ美容液成分が浸透しやすいように肌を柔らかい状態にしておきます。

 

乳液やクリームは主成分が油分なので、先に塗ると肌の上に油膜が出来てしまい、せっかくの成分の浸透を妨げてしまいます。
美容液成分を肌に閉じ込めてフタをするための物なので、乳液やクリームは最後に使います。

 

たるみ毛穴美容液によっては、化粧水よりも先に使うことを推奨しているものがありますが、
どんなものであっても乳液より後に使うことはあり得ないと覚えておきましょう。

 

たるみ毛穴美容液の正しい使い方をマスターしよう

 

さて、使うタイミングが理解出来たら、次に覚えるのは付け方、使い方ですね。
これも充分に効果を引き出すためのコツがあります。

 

  • 説明書きをしっかり読みましょう
  • 適量を守って使いましょう
  • 手のひらで温めてから顔全体になじませ、ハンドプレスで浸透させましょう

 

まず最初にすべきことは「説明書きに隅々まで目を通し、適量や注意を理解する」ことです。
当たり前のことのようですが、実はこれをスルーしてしまう人が意外と多いんです。
普段使っている乳液などと混同し、同じように使えば大丈夫とタカをくくっていませんか?

 

たるみ毛穴美容液には必ず適量があります。
高価な物だからと気になる部分だけ、あるいは少なめな量を薄ーく広げてしまっていませんか。

 

皮膚は継ぎ目のないひとつながりで構成されています。
一部分だけに成分を浸透させても、毛穴やシワに効果が出るとは限りません。
説明書には顔全体にしっかり伸ばせる量が記載されているはずですから、その量を守って使うことがとても重要です。
(※目元用・口元用などのポイントケア製品は、それぞれの使い方に従います)

 

 

たるみ毛穴美容液を効果的に使うためには、基本的に以下のようにします。

 

適量を取って手のひらで温める⇒顔全体に伸ばす⇒ハンドプレスで浸透させる

 

コットンは使わない

美容液成分をより浸透させるためには、コットンを使わずに手で延ばします。
人肌により近い温度にした方が皮膚への刺激が少なく、しみ込みやすくなるためです。

 

手でのばす

顔に乗せたら、手のひらや指を使って優しく隅々まで延ばしましょう。
内から外へ、下から上へ滑らせるように、決してこすらないように指を使うのがポイントです。

 

Tゾーンなどのテカりやすい部分は薄めに、口元やたるみ毛穴の目立つ部分はたっぷり目にします。
目元の柔らかい部分は指の腹を使い、特に優しく丁寧に伸ばすようにしてくださいね。

 

ハンドプレス

顔全体にたるみ毛穴美容液がいきわたったら、ハンドプレスで肌に浸透させます。
両方の手のひらを広げ、顔を包み込むようにやさしく押さえます。

 

手の温度が伝わってジンワリと暖かく感じるくらいまで、しっかりと包みましょう。
目元、口元は指の腹を使い、やはり優しく押さえるようにしてしばらくなじませます。

 

気になる部分に重ねづけ

全体になじませた後で、特に気になる部分や乾いているように感じる部分があれば少量を重ね付けします。
たるみ毛穴美容液を使う時は焦りは禁物。
塗り残しや浮いた箇所がないように、じっくりと丁寧にを心がけましょう。

 

効果を上げるためのお勧めの使い方はあるの?

 

ここまでたるみ毛穴美容液の基本的な使い方を見てきました。
それでは、より効果を高めるためにプラスαはあるのでしょうか。

 

たるみ毛穴美容液の目的は、保湿力を高めて配合された特別な美容成分をより深く肌に浸透させることにあります。
そのために効果的な使い方をいくつかご紹介します。

 

 

化粧水を使ったあとすぐに使う

化粧水を付けた後、浸透タイムを取る、という人もいるかもしれませんね。
高保湿化粧水などでは推奨されているのを見かけることもありますが、続けてたるみ毛穴美容液を使う場合には、基本的には必要ありません。
なぜなら、たるみ毛穴美容液は肌の水分をキープすることを前提に作られているからです。

 

せっかく化粧水で水分を補給しても、浸透タイムの間に水分が蒸発してしまえば効果は半減です。
補った水分をできるだけ多くとどめておくためには、化粧水がなじんだらすぐ、肌が乾燥を始める前に使うのが基本です。

 

身体や顔を温めてから使う

蒸しタオルを使い、30秒ほど顔を温めてから使うのもとても有効な方法です。
温めることで皮膚が柔らかくなり、毛穴が自然に開きます。
この状態がたるみ毛穴美容液が最も浸透しやすい状態です。

 

お風呂上りで全身がぽかぽかしているときも、たるみ毛穴美容液チャンス。
血行が良くなり代謝力がアップしているので、肌が積極的に栄養分を取り込みやすいのです。

 

毎日使い、一定期間以上は継続する

もったいないからと、週に1度のスペシャルケアでしか使わないなんて人はいませんか?
それはたるみ毛穴美容液の効果を半減させてしまう、残念な使い方です。

 

一般的な美容液は、毎日続けて使うことで少しづつ肌を改善させるように作られています。
逆に言えば、付けたからと言っていきなり効果が出るようなものではないのです。
特別な日にだけ使う、なんて考えていたら、せっかくの美容液も真価を発揮することはできません。

 

肌には再生する周期、「ターンオーバー」があります。
一度できてしまったたるみ毛穴を目立たなくするためには、ターンオーバーによる皮膚の生まれ変わりを正しく導いてやる必要があります。
そのためには最低でもターンオーバーの1サイクルは使い続けてみること。
ターンオーバーを経なければ、たるみ毛穴美容液の真の効果はわからないと考えましょう。

 

たるみ毛穴美容液を使う上でのNGはあるの?

 

たるみ毛穴美容液の効果的な使い方はわかりましたが、逆に「これはやっちゃダメ・やらない方がいい」ってことはあるのでしょうか。
最後にたるみ毛穴美容液を使うにあたって注意すべき点をチェックしておきましょう。

 

 

複数のたるみ毛穴美容液は重ね付けしない

たるみ毛穴美容液は成分によって効果が異なる基礎化粧品。
それだけにある程度目的を絞って使うことになりますよね。
でも、たるみ毛穴のケアを目的とする人でも、できれば美白も小皺取りもと欲張りたくなる気持ちもよくわかります。
悩みの数だけエイジング美容液も多くの種類を使いたいと思うのは当然ですが、
たるみ毛穴美容液の重ね付けはなるべく避けるべきです。

 

たるみ毛穴美容液は、ポイントとなる症状に効果が出るように成分や濃度を調節して作られています。
でも、基本となる材料はほぼ同じ、ということが良くあります。

 

重ね付けすることでグリセリンなどの基本成分が過多となり、肌に余分な負担を掛けてしまう場合があるのです。
どうしても重ね付けをしたい、という場合は、できるだけ水分が多い、テクスチャーが軽めの物を選びましょう。

 

目元や口元などの集中ケアを使う場合は、他のたるみ毛穴美容液と重ならないようにポイント使いを徹底します。
「毛穴と小皺」「シミ取りと美白」というように一つづつターゲットを決めてじっくり取り組む方が、長い目で見れば良質な肌を作り上げていくことにつながるのです。

 

他の基礎化粧品と混ぜない

たるみ毛穴美容液のテクスチャーが軽すぎる、あるいは重すぎるから、化粧水やクリームと混ぜて使いたいという声を耳にすることがあります。
実はこれもあまりお勧めできることではありません。

 

たるみ毛穴美容液は、成分が肌に浸透しやすいように絶妙なバランスで配合されています。
そこに別の物が混ざると、最悪の場合成分が分離してしまったり浮いてしまったりすることになりかねません。
どうしても試してみたいという場合は、事前にメーカー窓口に相談してみると良いでしょう。
混ぜても大丈夫な成分があれば教えてくれるはずです。

 

異常が現れたらすぐにストップする

たるみ毛穴美容液に含まれる成分は、弱った肌にとっては強すぎる場合もあります。
無理をして使い続けると、肌荒れの原因になってしまうことも。
もしたるみ毛穴美容液を使っていて肌に異常が現れたら、すぐに使用を中断してください。

 

肌荒れや乾燥は、肌のバリアーが弱っているサインです。
弱っているときに過度の栄養を与えれ続ければ、ますます負担になるのは当たり前のこと。

 

まずは調子を整えることだけを考えてシンプルなケアに切り替え、改善されない場合はクレンジングや洗顔料、化粧水などの基礎化粧品から見直してみて下さい。

 

たるみ毛穴美容液を使ってすぐに赤みや湿疹が現れた場合は、アレルギーの可能性があります。
なるべく早く医師に美容液の成分がわかるものを提示して、相談しましょう。

 

使用期限が過ぎたものは使用しない

当たり前のことではありますが、期限切れのたるみ毛穴美容液を使うのは絶対にNGです。
たるみ毛穴美容液は、一般的に開封後長くても半年程度で使い切るように作られています。
中にはもっと期限が短い物や、あらかじめ使用期限が明記されているものもあります。

 

高価なたるみ毛穴美容液なのでもったいないからと、数か月も放置した物を使ってはいませんか?
ケチってちびちびと使い、半年以上使い続けているなんてことはありませんか?
それらはかえって肌に負担をかけ、逆にたるみ毛穴を育ててしまうことになるかもしれません。

 

たるみ毛穴美容液は毎日きちんと適量を使って、期限内に使い切る。
贅沢なケアだからこそ無駄にしないように、しっかりと使い方を守って美肌を目指しましょう。

 

 

たるみ毛穴美容液の効果を引き出すおすすめのアイテム

 

たるみ毛穴を改善するために美容液が最適なのはお分かりいただけたと思いますが、ある程度の年齢に達していればそれなりにスキンケアの経験も豊富で、本当にたるみ毛穴美容液だけで充分なのか、ちょっと不安になってしまうこともありますね。

 

そこで、たるみ毛穴美容液にプラスするとしたらどんな美容法が有効なのか、選び方、使い方と一緒に見てみましょう。

 

浸透美容液/ブースター

☆乾燥肌でも美容成分の浸透を促してくれる力強い助っ人

化粧水や美容液成分をより肌に浸透しやすくするために使うのが、
「浸透美容液」や「ブースター」と呼ばれる化粧品です。

 

元々浸透力に優れているのがたるみ毛穴美容液ではありますが、今一つ効果が実感できない、肌に浸透している気がしないという時には試してみる価値があります。

 

化粧水や美容液が肌に浸透しにくいのは、どういう時でしょうか。
それはズバリ、乾燥肌で角質層が固くなり、肌自体の保水力が落ちている時です。

 

 

肌はよく畑に例えられます。
耕されていない乾いてめくれ上がった地面は、水を与えると一見しみ込みやすいように見えます。
でもそれは割れ目に水が入り込んでいるだけのことで、乾けばまた元のバリバリの地面に戻ってしまいますね。
潤っている肌は、良く耕されて柔らかい畑の土と一緒です。

 

細かい土の間にまんべんなく水分がいきわたり、乾燥しにくくしっとりとした状態を保ちます。
たるみ毛穴美容液が浸透しにくいと感じるなら、あなたの肌は耕されていない乾いた畑と同じ、水分がいきわたっていない状態と考えることが出来るのです。

 

かわいてバリバリになってしまった角質により水分を浸透させ、かつその状態を保つために
ブースターが役に立ちます。
表面の固い角層を柔らかくし、割れ目のような隙間をつないで水分がいきわたるのを助けます。

 

 

ブースターとして特にお勧めなのは、キャリアオイル(植物油)です。
植物油と言ってもいろいろありますが、もちろん何でもよいというわけではありません。
粒子が細かく肌への刺激が出来るだけ少ない物、酸化や劣化しにくい物を選びましょう。
ホホバオイル・アルガンオイル・ローズヒップオイルなどが最適です。

 

洗顔の後、化粧水や美容液を付ける前にキャリアオイルを2,3滴手のひらにとって、ごく薄く延ばしてみてください。
先にオイルを付けることに抵抗があるかもしれませんが、これは肌のきめを整えるために必要なことです。

 

乳液やクリームとは違い、美容成分の浸透を邪魔するものではありませんから、安心して。
さらりとしてスッと肌が整うように感じたら、たるみ毛穴美容液をしっかりとハンドプレスで押し込みましょう。

 

イオン導入機能付きの美顔器

☆科学の力で美容成分を奥深くまで押し込む

 

せっかくのたるみ毛穴美容液、できるだけ肌の奥深くまで浸透させたいというのは当然のことですね。そのために使うのが、イオン導入です。

なぜイオン導入が美容成分の浸透を良くするのか、これにははっきりとした理由があります。

 

サランラップほどの薄さの表皮ですが、実は4つの層に分かれています。一番表面で外部の刺激を防ぐバリアの役割を果たしているのが角層(角質層)で、古くなった皮膚細胞が押し上げられたものです。
死滅した細胞と脂質がレンガ状に積み重なってできており、隙間を埋める脂質とたんぱく質が保水の役割を果たしています。

 

そのすぐ下、角層になる準備が進んでいる扁平な細胞の薄い層を「顆粒層」と呼び、紫外線を屈折させて肌を透過するのを防ぐガラス状の粒子を内部に持っています。

 

この2つの層のバリアが強力なため、化粧水や美容液の成分はほとんどここでストップしてしまい、これ以上深い層へ到達するのは非常に難しくなります。
そのバリアを抜けるために電気の力を借りるのが、イオン導入の目的です。

 

一番外側にある角層は酸性で、電気的にはプラスイオンを帯びています。
その内側の顆粒層は逆にアルカリ性でマイナスイオンを帯びており、そのためにこの二つの層の間には相反する2極が生むごく薄い電気の幕が存在します。
化粧水も美容液も水が主成分の為、この電気の幕を突き抜けて浸透することが難しいのです。

 

イオン導入器は、微弱なマイナスの電流を肌の表面から流す機器です。
角層のプラスイオンとぶつかると中和され、電気の幕の反発が弱まります。
そのため、角層、顆粒層を通過できなかった美容成分が、奥まで浸透できるようになります。

 

このようにはっきりと理由と裏付けがあるイオン導入ですが、たるみ毛穴美容液にも効果が出るものとそれほどの効果が見込めないものがあります。
保湿力が高いコラーゲンやヒアルロン酸はその分子構造の大きさゆえ、イオン導入をもってしても顆粒層より奥に浸透することはできません。

 

逆にイオン導入が最も効果的なのがビタミンC誘導体です。
分子が小さく、元々マイナスイオンを帯びているため、イオン導入器のマイナスイオンと反発力が生まれて、より深く肌の奥まで押し込まれる形になってくれます。
他にも分子が細かいプラセンタ、トラネキサム酸やアミノ酸などは、イオン導入の効果が高い成分と言えるでしょう。

 

肌の奥まで成分を浸透させるイオン導入器は、逆に不要な物や害になるものの浸透も助けてしまう場合があります。
イオン導入器を使う場合は、香料や防腐剤を使用していないたるみ毛穴美容液を選ぶように心掛けてください。

 

最近はコラーゲン・ヒアルロン酸でもイオン導入器用に調製されたものが開発されていますので、「イオン導入器用」と明記されているたるみ毛穴美容液を選ぶのもポイントです。

 

ピーリング

☆肌のターンオーバーを早めるための起爆剤

 

 

たるみ毛穴の改善に欠かせないのが、真皮層でのコラーゲンやエラスチンを増産するチカラです。
そのためにはビタミンC誘導体やレチノール、EGFなどの肌再生成分を補う必要がありますが、これらのたるみ毛穴美容液の効果をさらにアップさせるのが、古い角層を取り除いてターンオーバーの速度をアップさせるピーリングです。

 

ピーリングは、フルーツ酸(AHA) などを使って固くなった古い角層を剥がして取り去る美容法の一つです。
家庭用としてせっけんやピーリングジェルが販売されているのをよく見かけますね。

 

ニキビやシミの治療として医療機関で行うケミカルピーリングは角層だけでなく顆粒層の深部まで剥がしてしまうれっきとした医療行為ですが、危険を伴うため家庭で行うことはできません。

 

そもそも皮膚の表面を剥ぎ取る行為ですから、家庭用に売られているピーリング剤は肌の負担が少ないようにとてもソフトで、その分効果は弱く作られています。

 

それでも、年齢とともに乱れてしまうターンオーバーを活性化させる効果は充分期待できますし、固い角層を柔らかくしてたるみ毛穴美容液の浸透をよくするためには取り入れたほうが良いと言えるでしょう。

 

市販のピーリングジェルを選ぶ際に気を付けたいのは、その成分です。
よく「角質がポロポロ取れる」などと書かれている商品を見かけますが、目に見えるほど皮膚がポロポロ剥けてしまうなんてとんでもないことです。

 

垢のように見えるのは、ジェルに配合された、こすると白く固まるゲル化剤にすぎません。
汚れやはがれた角層を巻き込んで落とすゴマージュ効果はありますが、それ自体に洗浄力はないんです。
実際に角質を溶かすピーリングの効果があるのは、以下のような成分です。

 

グリコール酸

フルーツ酸(AHA) の一種で、医療用のピーリング剤にも使用される成分です。

パパイン/プロテアーゼ

たんぱく質を分解する酵素系のピーリング剤です。効果が高い反面刺激が強い成分です。

 

商品の裏面をよく読んで、これらの成分が配合されているかどうかチェックしてみてください。

 

ピーリングは、肌の再生タイムに入る夜の洗顔で行うのがマストです。
安全とはいえ皮膚をわざと剥くに等しい行為ですから、敏感肌の人にはお勧めしません。
普通肌であっても週1〜2回で充分で、やりすぎると肌をいためてしまうので気を付けて。

 

当然ながら、吹き出物や湿疹、傷などの異常があるときは絶対に行わないようにしましょう。
そしてピーリングを行った後は、いつもよりも念入りに、しっかりと保湿を忘れないでくださいね。

 

美容液以外で実践したい!たるみ毛穴ケア

たるみ毛穴は皮膚の表面、角層に現れる老化の一つの現象ですが、歳を重ねることで起こる身体の変化は皮膚だけに留まるものではありません。

 

また皮膚の老化だけに着目しても、正しいエイジングケアとは言えないことはご存知の通りです。
たるみ毛穴美容液だけでなく、他にできることはたくさんあります。
そのいくつかをご紹介しましょう。

 

食生活の改善

 

いくら皮膚の表面からコラーゲンやビタミンCを補給しても、体の中から肌を作る力を補わなければ意味がありません。
美肌を作り、たるみ毛穴を改善する食品を覚えて食生活を改善しましょう。

 

美肌を作る代表的な食品

  • 大豆製品(豆腐・納豆)・・・女性ホルモンに似た働きをする「イソフラボン」が豊富
  • 卵・・・良質なたんぱく質「ビオチン」がコラーゲンの原料になる
  • トマト・・・抗酸化力に優れた「リコピン」を含み、シミの予防改善にも効果がある
  • 黒酢・・・体内で作れない必須アミノ酸が豊富で、美肌作りには欠かせない
  • 鶏もも肉・・・良質なタンパクとビタミンB1、粘膜や血管の材料となるナイアシンが摂れる
  • 果物・・・不足しがちなビタミンCを補給するためには旬の果物と野菜がお勧め

肌に悪い食品

  • ジャンクフード・・・酸化した油や塩分、過剰な炭水化物は美肌の大敵!
  • アルコール・・・ビタミンB・Cの働きを阻害し、毛穴の開きを助長してしまうことも

 

当たり前と言えば当たり前の食べ物が並びましたが、なんといっても大切なのはバランスよく食べることです。
過度なダイエットや暴飲暴食は、たるみ毛穴を成長させてしまう最大の原因と言っても過言ではありません。

 

アンチエイジングを目指すなら、まず体の中から美しくなることを常に心がけるべき。
食事だけでは難しい栄養バランスですが、美肌成分配合のサプリメントもたくさん販売されています。
上のリストを参考に、足りないものはサプリで採りいれてみるのも良いですね。

 

顔のストレッチ

 

たるみ毛穴をなくすためには、皮膚だけでなくそれを支える筋肉も大事です。
いつでも簡単にできる顔のストレッチで、筋肉をほぐして鍛えましょう。

 

簡単な顔のストレッチ方法

天井を向き、「あ・い・う・え・お」とゆっくり声を出します。

 

大袈裟なくらいにはっきりと口を動かすことがポイント。
口周りの筋肉を広範囲に引き締め、ほうれい線の改善にもなります。
上を向くことにより、顔とひとつながりのあごや首の筋肉にも効果が期待できます。
5回ワンセットで隙間時間が出来たらパパッと、一日何度でも繰り返してみましょう。

 

 

 

目を大きく開いて、目玉を上下左右に動かします。

 

それぞれ5秒くらいキープしましょう。
こちらも思いついたらすぐに実行できるストレッチ。
目の周りのたるみ、小ジワの改善に効果があります。
目の疲れの改善にも効くので、仕事やテレビの合間にも続けてみてください。

 

顔には約30もの筋肉が集中しています。
筋肉が衰えれば顔がたるんでしまうのは当たり前で、たるみ毛穴が広がるのを止めることはできません。
ちょっとした隙間にできることなので、毎日欠かさずに実行しましょう。

 

睡眠の質を見直す

 

コラーゲンは眠っている間に作られます。
たるみ毛穴美容液には、肌の潤いを保つと同時に内側からの再生を目指す成分がたっぷり。
せっかくの美容成分も、それを充分に発揮できなければもったいないですよね。

 

肌の再生は、睡眠中に活発になります。
よく「夜の10時から2時までが肌のゴールデンタイム」などと言われますが、最近の研究では時間に関係なく、入眠から3〜4時間の睡眠の質がカギを握ることが解ってきました。

 

この最初の深い睡眠(ノンレム睡眠 )時に脳下垂体から成長ホルモンが最も多く分泌され、それに伴って肌の修復やコラーゲンの生成などが行われるのがその理由です。

 

ベッドに入ってもなかなか寝付けない、寝付いてもちょっとのことですぐ目が覚めてしまうようでは、充分な量の成長ホルモンの分泌は望めません。
入眠後いかに速やかに、いかに深い眠りに入れるかがたるみ毛穴修復のカギを握っているのです。

 

  • 寝る直前までテレビを見ている
  • ベッドに入ってもスマホをいじっている
  • 忙しいからとはいえ、夜遅くに食べる

いずれも睡眠の質を悪くする行動です。

 

食事は眠る前の3時間前までが理想とされています。
寝る直前にシャワーを浴びるのではなく、2時間くらい前までにぬるめのお風呂にゆっくり入りましょう。

 

などと言っても、忙しい現代女性にはなかなか難しいかもしれませんね。
自分に合った形で、できる限り質の良い睡眠をとれるように、日々工夫を怠らないでください。

 

こんなたるみ毛穴ケアは絶対NG!注意点について

 

さて、たるみ毛穴を改善するための様々な方法を見てきましたが、最後にとても大事なことを確認しておきましょう。
これをやるとたるみ毛穴がますますひどくなるNGな習慣についてです。
自分に当てはまることはないか、チェックしてみてください。

 

お肌のお手入れNG集

20代30代の頃と同じスキンケアを続けている

何が違うかって、皮脂の分泌量と保水量が劇的に下がっています。
いくら肌に合うから・刺激が少ないからと言っても、潤いを保てないスキンケアではもう無理です。

 

早く良くなりたくてやりすぎる

クレンジング、ローションパック、ピーリング、オイル系のクリーム。
いずれも度が過ぎると乾燥肌を進行させてしまう諸刃の剣的な美容法です。

 

一日に何度も洗顔しては化粧水や美容液を付けまくれば、その時はしっとりと潤ってムチムチな肌に戻るかもしれません。
たるみ毛穴美容液を付けた上からこってりとオイル系のクリームを塗れば、なんとなく美容液が肌に密着して浸透力がアップするような錯覚に陥ります。
でも、どれもやりすぎれば逆効果です。

 

洗顔は1日に朝晩の2回が最適とされています。
何度もの洗顔やオイルクレンジングでのマッサージは、大事な角層の細胞間脂質を根こそぎ奪い去ってしまいます。
付けすぎたローションや美容液は、肌に充分なバリアがあるから皮脂を出さなくて良いと錯覚させて乾燥肌を進行させ、たるみ毛穴の加速を許してしまいます。
アンチエイジングに真剣に取り組む人が最も多く陥る失敗が、この「やりすぎケア」なのです。

 

化粧品をコロコロ変える

このページをご覧の方は、たるみ毛穴が気になって本気で取り組もうとされているのですよね。
色々な情報を調べ、そこに出てくるたるみ毛穴ケア用品を比べて迷っているのではないでしょうか。

 

たるみ毛穴の改善に良いと言われる洗顔料、化粧水、美容液、クリームは数限りなくあります。
どの製品もとても魅力的で、使えばすぐに肌がピンときれいになりそうな錯覚にとらわれます。
でも、どんな優れたものであっても、短期間でたるみ毛穴を改善させることなどできないんです。
コレ!と決めたたるみ毛穴美容液は、最低でもターンオーバーのワンサイクル以上使ってみましょう。

 

30代なら約40日、40代で55日、50代に入ったら75日が平均的なターンオーバーのサイクルです。

 

ターンオーバーは28日周期と思い込み、たるみ毛穴美容液を1本使いきるごとに「これは効果がなかった」なんてすぐに変えてしまっていませんか?
それではせっかくの成分も、効果を発揮することなく無駄に終わってしまいます。

 

一度使い始めたら、必ずワンサイクル以上、できればツーサイクル使い続けてみてください。
そうしなければどんな素晴らしい製品を使っても、たるみ毛穴が改善することはあり得ません。

 

まとめ

 

たるみ毛穴が気になりだす年齢は、イコール身体にもエイジングサインが現れ始める年齢です。
食事、睡眠、運動など生活のすべてを見直す時期でもあります。
自分の体、自分の肌から眼をそらさず、正面からしっかりと向き合ってください。
"まだ大丈夫”と"もう無理”はどちらも禁句、絶対のNGワードです。

 

一番大切なこと、それは焦らずじっくりと取り組む姿勢です。
あなたに合ったたるみ毛穴美容液や、スペシャルケアは必ず見つかります。

 

「女の人生は45歳から」なんて言葉もありますが、まさにあなたの肌にとってのターニングポイントは今です。
スタートダッシュに気を取られず、長くしっかりとマラソンを走りきるために、「のんびりゆっくり、たゆまずに」たるみ毛穴に取り組む姿勢を忘れないでくださいね。

 


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